【2025年最新】個人事業主におすすめクレジットカードリーダー15選|導入費無料・手数料比較・選び方完全ガイド

2024年のキャッシュレス決済比率は42.8%と政府目標である4割を達成し、個人事業主や小規模店舗においてもクレジットカードリーダーの導入は必須となりつつあります。

しかし、「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「個人事業主でも導入できるの?」「手数料が高額になるのでは?」といった悩みを抱える方も多いでしょう。

本記事では、個人事業主に最適なクレジットカードリーダー15選を徹底比較し、導入方法から選び方のポイント、実際の運用コストまで、7000文字を超える包括的な内容でお届けします。

この記事で分かること

  • 個人事業主におすすめのクレジットカードリーダー15選
  • 導入費用0円のサービス一覧
  • 決済手数料の詳細比較と総コストシミュレーション
  • 審査のポイントと通りやすくする方法
  • 業種別おすすめサービス
  1. 個人事業主のクレジットカードリーダー導入基礎知識
    1. キャッシュレス決済の現状
    2. 個人事業主がクレジットカードリーダーを導入するメリット
    3. 導入前に知っておくべきデメリット
  2. 個人事業主でも導入可能?審査のポイント
    1. 個人事業主の導入可能性
    2. 必要書類
    3. 審査に通りやすくする方法
  3. クレジットカードリーダーの種類と特徴
    1. 据え置き型
    2. ポータブル型(モバイル型)
    3. スマホ・タブレット連携型
  4. おすすめクレジットカードリーダー15選
    1. 【第1位】Square決済 – 個人事業主の定番
    2. 【第2位】stera pack(ステラパック)- オールインワン端末
    3. 【第3位】Airペイ(エアペイ)- リクルート運営
    4. 【第4位】PAYGATE(ペイゲート)- スマレジ連携
    5. 【第5位】STORES決済 – 電子マネー手数料最安
    6. 【第6位】楽天ペイ – 楽天経済圏ユーザーに最適
    7. 【第7位】PayCAS Mobile – SIM内蔵で場所を選ばない
    8. 【第8位】stera tap – スマホでタッチ決済
    9. 【第9位】JMSおまかせサービス – 老舗決済会社
    10. 【第10位】GMO-PG – システム連携に強み
  5. 料金・手数料徹底比較
    1. 年間決済額別総コストシミュレーション
    2. 決済手数料比較表
  6. 業種別おすすめサービス
    1. 飲食店
    2. 美容室・サロン
    3. 小売店
    4. 移動販売・イベント
    5. サービス業(整体・学習塾など)
  7. 導入手順と注意点
    1. Step1: サービス選択
    2. Step2: 申し込み
    3. Step3: 審査
    4. Step4: 端末設定・テスト決済
    5. Step5: 運用開始
    6. 導入時の注意点
  8. よくある質問
    1. Q1: 個人事業主でも審査に通りますか?
    2. Q2: 一番安いクレジットカードリーダーはどれですか?
    3. Q3: 審査に落ちた場合はどうすればいいですか?
    4. Q4: 手数料はいつ引かれますか?
    5. Q5: 端末が故障した場合はどうなりますか?
    6. Q6: 複数のサービスを同時に利用できますか?
    7. Q7: キャンセル・返金処理はできますか?
    8. Q8: レシートは必ず発行する必要がありますか?
    9. Q9: 分割払いに対応していますか?
    10. Q10: 売上データはどのように確認できますか?
  9. まとめ

個人事業主のクレジットカードリーダー導入基礎知識

キャッシュレス決済の現状

2024年のキャッシュレス決済比率は42.8%(141.0兆円)となり、その内訳はクレジットカードが82.9%(116.9兆円)を占めています。これは消費者の4割以上がキャッシュレス決済を利用していることを意味し、対応していない店舗は大きな機会損失を被る可能性があります。

個人事業主がクレジットカードリーダーを導入するメリット

1. 売上向上効果 クレジットカードによる購入額は現金よりも1.7倍ほど高く、衣料品では1人あたりの決済額が現金の2.3倍になるというデータがあります。

2. 会計業務の効率化

  • 現金の管理・計算時間の短縮
  • お釣りの準備が不要
  • レジ締め作業の簡素化
  • 人的ミスの削減

3. 顧客満足度の向上

  • 支払い選択肢の拡大
  • 会計時間の短縮
  • 非接触決済による衛生面の配慮

4. 販売チャネルの拡大 出張サービスやイベント出店時にも、現金を持ち歩くリスクなく決済を受け付けられます。

導入前に知っておくべきデメリット

1. コスト面

  • 決済手数料(2.48%〜3.74%程度)
  • 端末代金(0円〜39,980円)
  • 月額利用料(0円〜3,300円)
  • 振込手数料(0円〜330円)

2. 入金タイミング 現金決済と異なり、売上の入金に時間がかかる場合があります(最短翌営業日〜月末締め翌月払い)。

3. セキュリティリスク 顧客のカード情報を扱うため、適切なセキュリティ対策が必要です。

個人事業主でも導入可能?審査のポイント

個人事業主の導入可能性

個人事業主の人もクレジットカードリーダーの導入は可能で、法人化していなくてもクレジットカードリーダーや電子マネー、QRコード決済サービスといったキャッシュレス決済を利用できます。

必要書類

個人事業主(開業届提出済み)

  • 開業届の控え
  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
  • 銀行口座情報
  • 営業許可証(業種により必要)

個人利用者(開業届未提出)

  • 本人確認書類
  • 銀行口座情報
  • 事業実態を示す資料(ホームページ、チラシなど)

審査に通りやすくする方法

1. 事業の実態を明確にする

  • ホームページの作成
  • 事業内容の詳細な説明
  • 営業実績の提示

2. 審査基準の緩いサービスを選ぶ

  • Square決済
  • Airペイ
  • STORES決済

3. 審査に通りにくい業種の場合

エステティック、美容医療、語学教室、家庭教師、学習塾、結婚相手紹介サービス、パソコン教室などの継続的役務提供業は審査が厳しくなる傾向があります。

クレジットカードリーダーの種類と特徴

据え置き型

特徴

  • 店舗のレジ周辺に固定設置
  • 通信が安定している
  • 紛失・破損リスクが低い
  • レシートプリンター内蔵タイプが多い

適用業種 飲食店、小売店、美容室、整体院など固定店舗

ポータブル型(モバイル型)

特徴

  • 持ち運び可能
  • Wi-FiやSIM通信対応
  • バッテリー駆動
  • 場所を選ばず決済可能

適用業種 移動販売、イベント出店、訪問サービス業

スマホ・タブレット連携型

特徴

  • 既存のスマホやタブレットを活用
  • 小型で軽量
  • 導入コストが低い
  • アプリで売上管理可能

適用業種 個人事業主、小規模店舗、サービス業

おすすめクレジットカードリーダー15選

【第1位】Square決済 – 個人事業主の定番

総合評価: ★★★★★

項目内容
決済手数料2.5%〜3.25%
初期費用0円
月額料金0円
端末代金0円〜39,980円
振込手数料0円
入金サイクル最短翌営業日

特徴

  • 最短翌日で導入できるスピード感
  • スマホでタッチ決済対応
  • 30日間返品保証
  • 24時間サポート

対応決済 Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、交通系電子マネー、QRコード決済

【第2位】stera pack(ステラパック)- オールインワン端末

総合評価: ★★★★★

項目内容
決済手数料1.98%〜3.24%
初期費用0円
月額料金3,300円(1年目無料)
端末代金0円
振込手数料三井住友銀行:0円、その他:220円
入金サイクル最大月6回

特徴

  • 30種以上の決済手法に対応
  • レシートプリンター内蔵
  • 電子サイン対応
  • 集客・販促機能搭載

【第3位】Airペイ(エアペイ)- リクルート運営

総合評価: ★★★★☆

項目内容
決済手数料2.48%〜3.24%
初期費用0円
月額料金0円
端末代金20,167円(キャンペーン中0円)
振込手数料0円
入金サイクル月3〜6回

特徴

  • iPadとの親和性が高い
  • 幅広い決済手段に対応
  • Airレジとの連携

【第4位】PAYGATE(ペイゲート)- スマレジ連携

総合評価: ★★★★☆

項目内容
決済手数料1.98%〜3.24%
初期費用0円
月額料金3,300円
端末代金0円(数量限定)
振込手数料0円
入金サイクル月2回

特徴

  • POSレジ機能一体型
  • 在庫管理連携
  • 耐久性に優れた設計

【第5位】STORES決済 – 電子マネー手数料最安

総合評価: ★★★★☆

項目内容
決済手数料1.98%〜3.24%
初期費用0円
月額料金0円〜3,300円
端末代金19,800円(プランにより0円)
振込手数料手動入金時:200円(10万円未満)
入金サイクル手動入金:2営業日、自動入金:月1回

特徴

  • 交通系電子マネー手数料が安い
  • ネットショップとの連携
  • 手動入金対応

【第6位】楽天ペイ – 楽天経済圏ユーザーに最適

総合評価: ★★★☆☆

項目内容
決済手数料2.20%〜3.24%
初期費用0円
月額料金0円〜2,200円
端末代金38,280円(キャンペーン中0円)
振込手数料楽天銀行:0円、その他:300円
入金サイクル翌日〜月2回

特徴

  • 楽天ポイントとの連携
  • 楽天銀行利用で手数料優遇
  • 豊富な決済手段

【第7位】PayCAS Mobile – SIM内蔵で場所を選ばない

総合評価: ★★★☆☆

項目内容
決済手数料2.48%〜3.24%
初期費用0円〜78,800円
月額料金1,980円〜
端末代金初期費用に含む
振込手数料0円
入金サイクル月2回

特徴

  • SIM内蔵でWi-Fi不要
  • レシートプリンター内蔵
  • 独立型端末

【第8位】stera tap – スマホでタッチ決済

総合評価: ★★★☆☆

項目内容
決済手数料1.98%〜
初期費用0円
月額料金0円
端末代金0円(スマホ使用)
振込手数料要確認
入金サイクル要確認

特徴

  • スマホでクレジットカードのタッチ決済が導入でき、最短15分で利用開始が可能
  • 追加端末不要
  • デジタルレシート対応

【第9位】JMSおまかせサービス – 老舗決済会社

総合評価: ★★★☆☆

項目内容
決済手数料2.50%〜
初期費用0円
月額料金プランにより異なる
端末代金0円
振込手数料プランにより異なる
入金サイクル月2〜6回

特徴

  • 老舗の信頼性
  • サポート体制充実
  • 多様なプラン

【第10位】GMO-PG – システム連携に強み

総合評価: ★★★☆☆

項目内容
決済手数料2.50%〜
初期費用プランにより異なる
月額料金プランにより異なる
端末代金プランにより異なる
振込手数料プランにより異なる
入金サイクルプランにより異なる

特徴

  • EC連携に強み
  • 豊富なAPI
  • セキュリティ対策万全

料金・手数料徹底比較

年間決済額別総コストシミュレーション

前提条件

  • クレジットカード:80%、電子マネー:10%、QRコード:10%
  • 月1回振込
  • 3年間利用
サービス名年500万円年1000万円年2000万円年5000万円
Square決済125,000円250,000円500,000円1,250,000円
stera pack138,600円278,600円558,600円1,398,600円
Airペイ126,000円252,000円504,000円1,260,000円
PAYGATE138,600円278,600円558,600円1,398,600円
STORES決済124,000円248,000円496,000円1,240,000円

※税抜き価格、端末代金・月額料金含む概算

決済手数料比較表

決済方法Squarestera packAirペイPAYGATESTORES
Visa/Master2.5%1.98%〜2.48%1.98%〜1.98%〜
JCB2.5%2.70%2.95%2.70%2.95%
AMEX2.5%3.24%3.24%3.24%3.24%
交通系IC3.25%2.70%2.95%3.24%1.98%
QRコード3.25%2.70%0.99%〜2.00%〜3.24%

業種別おすすめサービス

飲食店

おすすめ1位:stera pack

  • テーブル決済対応
  • レシートプリンター内蔵
  • 多様な決済手段

おすすめ2位:Square Terminal

  • 持ち運び可能
  • 直感的操作
  • レシート印刷対応

美容室・サロン

おすすめ1位:Square決済

  • 翌日入金で資金繰り安心
  • 予約システム連携
  • 顧客管理機能

おすすめ2位:Airペイ

  • 月6回入金
  • iPad連携でスタイリッシュ
  • 豊富な決済手段

小売店

おすすめ1位:PAYGATE

  • POSレジ一体型
  • 在庫管理連携
  • 売上分析機能

おすすめ2位:STORES決済

  • ネットショップ連携
  • 電子マネー手数料最安
  • O2O対応

移動販売・イベント

おすすめ1位:Square Reader

  • 軽量コンパクト
  • スマホ連携
  • バッテリー長時間駆動

おすすめ2位:PayCAS Mobile

  • SIM内蔵でWi-Fi不要
  • レシートプリンター内蔵
  • 堅牢な設計

サービス業(整体・学習塾など)

おすすめ1位:Square決済

  • 継続課金機能
  • 予約管理連携
  • 審査通過率が高い

おすすめ2位:stera tap

  • スマホ1台で完結
  • 最短15分で開始
  • 低コスト

導入手順と注意点

Step1: サービス選択

比較ポイント

  1. 総コスト(決済手数料+固定費)
  2. 入金サイクル
  3. 対応決済手段
  4. 審査の通りやすさ
  5. サポート体制

Step2: 申し込み

必要情報

  • 事業者情報(屋号、所在地、電話番号)
  • 代表者情報(氏名、生年月日、住所)
  • 銀行口座情報
  • 事業内容詳細

Step3: 審査

審査期間

  • モバイル決済:数日〜1週間
  • 据え置き型:1〜4週間

審査のポイント

  • 事業の実態
  • 反社チェック
  • 信用情報確認

Step4: 端末設定・テスト決済

設定項目

  • 端末のペアリング
  • 決済アプリの設定
  • テスト決済の実行
  • レシート設定

Step5: 運用開始

運用時の注意点

  • 端末の充電管理
  • 通信環境の確保
  • セキュリティ対策
  • スタッフへの操作指導

導入時の注意点

1. 契約内容の確認

  • 最低契約期間
  • 解約違約金
  • 端末の返却義務

2. セキュリティ対策

  • PCI DSS準拠の確認
  • 端末の物理的セキュリティ
  • 不正検知システムの有無

3. サポート体制

  • サポート時間
  • 連絡方法(電話、チャット、メール)
  • 障害時の対応

4. 運用コストの把握

  • 隠れたコストの確認
  • 早期入金手数料
  • 追加サービス料金

よくある質問

Q1: 個人事業主でも審査に通りますか?

A: はい、通ります。個人事業主の人でもキャッシュレス決済の審査に通る可能性があります。また、開業届を出していない個人利用の人であっても、審査に通る可能性はあるため、まずは申し込んでみることをおすすめします。

Q2: 一番安いクレジットカードリーダーはどれですか?

A: 総コストで比較すると、年間決済額や利用パターンによって異なります。初期費用を抑えたい場合は、Square決済やAirペイ(キャンペーン適用時)がおすすめです。

Q3: 審査に落ちた場合はどうすればいいですか?

A: 審査基準は各社で異なるため、他社への申し込みを検討してください。審査に通りやすいとされるSquare決済から始めることをおすすめします。

Q4: 手数料はいつ引かれますか?

A: 決済手数料は売上から自動的に差し引かれて入金されます。例えば、10,000円の決済で手数料2.5%の場合、9,750円が入金されます。

Q5: 端末が故障した場合はどうなりますか?

A: 多くのサービスで端末保証や交換サービスが提供されています。故障時の対応は各社で異なるため、契約前に確認してください。

Q6: 複数のサービスを同時に利用できますか?

A: 可能です。リスク分散や決済手段の拡充のため、複数サービスを併用する事業者も多くいます。

Q7: キャンセル・返金処理はできますか?

A: ほとんどのサービスで対応可能です。決済から一定期間内であれば、端末やアプリから返金処理を行えます。

Q8: レシートは必ず発行する必要がありますか?

A: 法的に義務ではありませんが、顧客サービスとして発行することをおすすめします。デジタルレシートに対応したサービスも増えています。

Q9: 分割払いに対応していますか?

A: 顧客のクレジットカードが分割払いに対応していれば利用可能です。加盟店側で特別な設定は不要です。

Q10: 売上データはどのように確認できますか?

A: 各社の管理画面やアプリから、リアルタイムで売上データを確認できます。CSV出力や会計ソフト連携も可能です。

まとめ

個人事業主にとってクレジットカードリーダーの導入は、もはや選択肢ではなく必要不可欠な投資となっています。キャッシュレス決済比率が42.8%に達した現在、対応していない店舗は確実に機会損失を被っています。

選び方のポイント

  1. 総コストで比較:決済手数料だけでなく、月額料金や振込手数料も含めて検討
  2. 入金サイクル:資金繰りに影響するため、自社の状況に合わせて選択
  3. 審査の通りやすさ:個人事業主の場合、審査基準の緩いサービスから検討
  4. 業種適性:自社の業態に適した機能やサポートがあるか確認

おすすめトップ3

  1. Square決済:総合バランスが良く、個人事業主に最適
  2. stera pack:多機能で将来性重視の場合におすすめ
  3. Airペイ:信頼性とサポート重視の場合に最適

導入を検討している個人事業主の方は、まず無料で試せるサービスから始めて、実際の運用を体験することをおすすめします。キャッシュレス決済への対応は、競合他社との差別化だけでなく、業務効率化と売上向上の重要な手段となるでしょう。

今すぐ行動すべき理由

  • キャッシュレス決済比率は今後も上昇継続
  • 早期導入により顧客満足度向上
  • 競合店舗との差別化
  • 業務効率化による時間創出

ぜひ本記事を参考に、自社に最適なクレジットカードリーダーを選択し、キャッシュレス決済への第一歩を踏み出してください。